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智の木協会の会員樹花紹介

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会員の認定樹花 タ行

本コーナーに掲載する植物写真・植物画・コメントなど随時募集しております。
植物画像データをお持ちの方は問い合わせコーナーからお知らせください。
事務局から折り返し連絡いたします。

newタラヨウ(多羅葉)
モチノキ科 モチノキ属
大阪大学 東 順一
(英名: Lusterleaf Holly 学名:Ilex latifolia Thung. )
タラヨウ
タラヨウ 智の力
京都大学フィールド科学教育センター
里域ステーション上賀茂試験地

写真撮影:東 順一

雌雄異株の常緑高木。別名、葉書(ハガキ)の木、モンツキシバ、ジカキシバ等。関東以南と中国に分布。名前はインドで経文等に利用されたヤシ科のタラジュ(多羅樹)との類似性に由来している。葉は互生で長楕円形をして大きい(長さ24 cm、幅 8 cm;最大)。葉は表裏共に無毛で丈夫なクチクラ膜を持つ。表面は光沢のある硬い革質で濃緑色であるが、裏面は黄緑色で尖った物を用いてなぞるとその跡が黒く変色して文字が書けることから、「葉書の木」や「ジカキシバ」等と呼ばれる。日本郵政公社では「郵便局の木(シンポルツリー)」としてタラヨウを定め、よく郵便局の敷地内に植栽されている。郵便ハガキとして実際に利用することが可能である。また、防火性が高いので、古来我国では家屋の周囲に「火防の木(ひぶせのき)」として植栽してきた。


チューリップ
チューリップ属
  岩崎 愛奈
(学名:Tulipa gesneriana )
ピンクのチューリップ
写真撮影:岩崎真理
(クリックで写真が拡大します)

ピンクのチューリップ
写真撮影:小林昭雄

わたしは、お花のいっぱい咲く春に生まれました。初めて見たお花はチューリップでした。パパとママがわたしのことを「チューリップの お花みたいにかわいいね。ピンクのうぶ着が似合うね。」と言ってくれたので、 ピンクのチューリップにしました。(母、読心)


チャ 近畿大学 吉川 雅之
(英名:Tea plant 学名:Camellia sinensis )
チャ

写真撮影:吉川雅之 
京都薬科大学名誉教授

チャの花について、抗肥満効果を明らかにしました。


チャ(茶の木)
ツバキ科
小川流煎茶
小川 後楽
(英名:Tea plant 学名:Camellia sinensis
茶
写真撮影:青木繁伸

 はじめての人は、その茶のあまりの少なさに驚くだろう。しかしまた、この茶を一口舌頭に落としたとき、人はその美味さに一層驚きを新たにするにちがいない。近代の日本文学を代表する夏目漱石が、芸術的な美をテーマとした小説『草枕』の中で、この茶味の素晴らしさを、その名文によって美事に表現していた。  
 茶碗を下へ置かないで、そのまま口へつけた。濃く甘く、湯加減に出た、重い露を、舌の先へ一しずくずつ落として味わって見るのは閑人敵意の韻事である。普通の人は茶を飲むものと心得ているが、あれは間違いだ。舌頭へぽたりと載せて、清いものが四方へ散れば咽喉へ下るべき液はほとんどない。ただ馥郁たる匂いが食道から胃の中へ沁み渡るのみである。 と。この漱石の一文からも解るように、実は江戸時代の後期から近代にかけて、わが国の茶道界で勢いを持っていたのは、茶の湯ではなくて「煎茶」だった。この歴史的事実を知る人は意外に少ない。
(小川流煎茶ホームページ、近世の煎茶より引用
http://www.ogawaryu.com/ogawaryu/
kouen.htm )



チャ(茶) 大阪大学 産業科学研究所
頼 萍
(英名:Tea plant 学名:Camellia sinensis

写真撮影:青木繁伸

 準備中


ツルマンリョウ
ヤブコウジ科ツルマンリョウ属
  菅沼 孝之
(学名:Myrsine stolonifera (Koidz.) Walker)

写真撮影:菅沼孝之

 ツルマンリョウという名前(和名)は,京都大学の小泉博士によって1923年に名づけられた.同時に学名はAnamtia stoloniferaと新属がたてられたが,Anamtiaは小泉博士が発見された奈良県吉野郡吉野町河原屋,妹山の一角に祀られている大名持神社の名に因んで名づけられたものである.その後1940年にヤブコウジ科を研究したWalker博士によってMyrsine属に移されて現在に至っている.
 ツルマンリョウは私が奈良女子大学(当時は奈良女子高等師範学校)に勤めて,最初に出あった珍奇なというか,新鮮というか心ひかれる植物であった.「体は蔓性のようであるが,なよなよとはしていない.」最初の出会いは6月ごろで,蔓のような茎に多数の蕾と青くて小さい果実が茎の表面に群がってついていた.当時の植物誌には「花期は12月」と記されていて現状では「花期と結実期がよくわからない」まさに謎を秘めた植物であった.
 秋を迎えると,果実は赤熟するが,この小さい果実は昨年の7月に開花した雌しべの子房がやっと成熟したわけである.実はツルマンリョウは雌雄別株であって,雌株には赤熟した果実と,約3ヵ月まえの花がらが同居することになる.採集した時期が12月であると,「花期は12月」ということになったのであろう.
 我が国での産地は,当時,奈良県・鹿児島県(屋久島)で,海外では台湾・中国安徽省・浙江省に分布することが判っていた.その後,山口県・沖縄県・広島県に産地が増えて,本州では飛び飛びではあるが,西から東へ向けて分布が連なった.本州での分布地は広島県内の場合を除いて,神社は8か所で,寺院は2か所のみである.
 ツルマンリョウはその生活史を解明したばかりではない.昭和56(1981)年5月24日に開催された第32回全国植樹祭に行幸された昭和天皇は祭典に先立つ5月23日に妹山樹叢に登られ,親しくツルマンリョウをご観察になったが,その説明役を身近でさせていただく光栄に浴したことは忘れることができない思い出である.


テイカカズラ
(定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属
  大久保 智佳子
(学名:Trachelospermum asiaticum
テイカカズラ
写真撮影:大久保智佳子

テイカカズラは、 藤原定家が、恋した弐子内親王が忘れられず、死後もこの葛に生まれ変わり彼女の墓にまとったという謡曲「定家」に由来、また庭下(テイカ)の葛の意味によります。また、 「古事記」や「日本書紀」、「古今和歌集」などで「まさきのかづら」とよばれており、昔から人々の身近にあった植物です。5,6月に白い可憐な花を咲かせ、ジャスミンに似た芳香を漂わせます。園芸品種にはハツユキカズラなどがあり、現在も人々から愛されています。  一方、山野の林床では、実生が精一杯生きようとしている姿がよく見受けられます。地を這って、他の植物や岩にしがみついて、空に向かってぐんぐん登って行く。その姿に元気づけられます。


テッセン
キンポウゲ科センニンソウ属
  岡村 ヒロ子
(学名:Clematis florida )
テッセン

写真撮影:青木繁伸

高校時代、生け花を習っていた時、お花屋さんで初めて出会い、楚々とした美しさに魅かれました。 テッセンを見ると春を感じます。



トウカエデ(唐楓)
カエデ科
  小椋 由美
(学名:Acer Buergerianum Miq.)

大都会の街路樹に植えられている唐楓は中国東南部が原産で4月から5月にかけて枝の先に散房花序を出し、淡黄色の雄花と両性花をつけます。葉は光沢があり、楓やもみじは葉先が5裂するものが多いのですが唐楓はくっきりとした3裂の葉先で3つに切れ込んでいるので「三角楓」とも呼ばれています。秋は紅葉が美しく乾燥にも強い性質でとても親しみやすい楓です。


トケイソウ(時計草)
トケイソウ科・トケイソウ属
大阪府環境農林水産総合研究所  谷本 秀夫
(学名:Passiflora caerulea )
トケイソウ
写真撮影:青木繁伸

一般にパッションフルーツと呼ばれる物はクダモノトケイソウ(Passiflora edulis)の実で、これ以外にもP. ligularis、P. mollissima、P. quadrangularis  等が食用(果汁の採取)目的で栽培されることがある。またハーブとして、鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など「精神や痛みを静める」働きがあるといわれている。 
引用:「トケイソウ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2011年6月25日 (土) 10:30 UTC、URL:http://ja.wikipedia.org




トチュウ(杜仲)
トチュウ科
大阪大学  小林 昭雄
(学名:Eucommia ulmoides Oliv.)

写真:トチュウの木
中国で進めている黄土高原杜仲の森
写真:杜仲の葉
トチュウの種子
写真:杜仲の実の収穫
ゴム抽出研究用の種子を集める村民
写真撮影:小林昭雄

 中国語で「杜仲」と書き人の氏(杜)名(仲)であるらしい。また、仙人も使った薬木「仙木」とも言われ、中国が原産地であり医食同源の好個な1例でもある。この木への私の惚れ込みの発端は、中学の理科の先生の発した一言「ガラスを溶かす強酸フッ化水素水容器はグッタペルカでつくる」である。グッタペルカはトランス型ポリプレノイド(高分子炭化水素)であり、樹皮、葉、種子に銀糸のように繊維状で存在する。このゴム状物質の用途開発の歴史は浅く、今後新たな特性を付与することで新素材としての用途に大きな期待が寄せられる。緑葉は見た目も健康的で、実際、病虫害に強く生長も早い。この「宝を生む木」への思いを、私個人の思いに留まらず、「社木」として企業に認知して頂き、都市づくりの一貫として「杜仲通り」を設けたいものである。現今の社会において、土(環境)を作り、木(人)を育てる活動の仲立ちを担うことは極めて重要でこの木との出会いにセレンディピティを感じる。

碧山園 安間 智慧子

写真撮影:青木繁伸

皆の愛で植えられた杜仲は、立派な杜仲畑になりました。杜仲は私達の願いをしっかりと受け止め、予想以上の超高機能食品・二酸化炭素の固定・土壌環境の改善という恵みをもたらしてくれました。

碧山園 森 孝志

写真撮影:森孝志

写真の杜仲は、僕が実生で育てた杜仲です。4月に種を蒔き、半年で50cmになりました。杜仲は成長が早いので来年には2mになるでしょう。背の低い僕には、チョッピリうらやましい杜仲です。

   
タカラ産業 内田 光教
地鶏
写真撮影:内田 光教

 芳醇な香りとリッチなうま味、ふっくらとほどよい弾力。「美作 杜仲地どり」とは、おかやま地どりに杜仲葉を与え、より自然に近い環境で丹精込めて育てた地鶏です。
「地鶏」の飼育には、飼料や環境など一定の基準を満たしていることが定められています。杜仲地どりは、その基準をさらに見直し、安全・安心のための飼料、鶏舎の広さ、飼育日数、環境にこだわりました。 

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