クリスマスローズ

認定樹花|個人会員様
  • 田村 坦之(大阪大学)

英名・学名

キンポウゲ科クリスマスローズ属

英名:Hellebores
学名:Helleborus niger

解説

日本で「クリスマスローズ」と総称されている「ヘレボルス」は、ヨーロッパ、西アジアを中心に約20種が分布しており、ほとんどが冬から早春にかけて開花する多年草です。花は、花が頂点から下に向かって咲き進む集散花序の形をとり、花びらのように見えるのは5個のがく片で、花弁は小さな密腺に退化しています。ヘレボルス属は和名でクリスマスローズ属とも呼ばれ、日本でよく栽培されているものは、ヘレボルス・ニゲル、ヘレボレス・オリエンタルス、またはこれらの交配種です。
 「ヘレボルス・ニゲル」・・・英名をクリスマスローズといい、厳密にはクリスマスローズとはこの花のことです。花色は白く、がく片の背面が淡い紅紫色を帯びることもあります。なお、根に含まれるサポニンには強心剤・利尿剤としての効果があります。
 「ヘレボルス・オリエンタルス」・・・英名レンテンローズといい、もともとの花色はクリーム色か黄緑色です。盛んに交配が行われた結果、白、緑、ピンク、赤、白に赤やピンクの斑もしくは縁取りが入ったものなどが生まれています。(「ハーブ植物図鑑」より)

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コメント

「クリスマスローズ」が最近とくに人気があるのは、花が誇らしげに咲いているのではなく、うつむきかげんにひかえめで清楚な装いを呈しているからでしょうか。
 写真は昨年拙宅の庭で咲いた「ヘレボレス・オリエンタルス(レンテンローズ)」を撮影したもので、水彩画は今年咲いた花を描いたものです。

田村 坦之

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