- 福島 優(民宿「こまくさ荘」)
- 垣尾 和彦(学校法人藍野大学)
- 山口 加乃子
英名・学名
バラ科サクラ属
学名:Cerasus
解説
コメント
「思い」
桜の花が葉の無い時期に満開になるのは、葉がたくさん繁っている夏時期に既に花芽の準備をしておき、冬眠を経て春になると、すでに準備済みの花を咲かせるという稀有な循環がある木だからです。人々を魅了する「ピンク一面」の春の奇跡は、その準備周到な生き様があってこそなのです。当社が飛躍したきっかけが桜を見る「お花見イベント」であったこと、また「こころが喜び、地球が喜ぶ未来をつくる。」という存在目的に向かって、桜の木のように愚直に経営を行っていきたいという想いを込めて、桜の木を当社の智の木と致しました。
株式会社スタンドケイ
日本で桜は最も一般的な花であり、最も愛されている花であります。
サクラの花は往々にして葉が出そろう前に花が咲きそろいます。この「何もないところに花が咲く」という状態に、古来生命力の強さを感じたものと思われます。
開花が短い期間でありますが、大切に育て上げる力を幼少時期から培う尊さを身に付け、日本人の心「桜」を多くの人に育ててもらいたいと思います。
桜岡 勝弘
サクラはバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される木であり、日本人に非常に親しまれている。
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花ぞ散るらむ(紀友則)
自然を愛し、将来に向かって豊かな住みよい都市づくりを念願し、緑と自然を保持した環境のもとに市民生活をさらに豊かな楽しいものにするために、市を象徴するにふさわしい樹として、昭和55年11月3日に「桜」を市の木に制定しました。市内には、七谷川や亀岡運動公園、平和台公園など桜の名所があります。また市の木「桜」を積極的に守り育てていただく市民ボランティアを「かめおか桜守」として認定しています。
京都府亀岡市
サクラはバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される木であり、日本人に非常に親しまれている。
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花ぞ散るらむ(紀友則)
上の句は百人一首の中でもっとも有名な一句もサクラを詠ったものである。
サクラの中でも、特に江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は、明治以降、全国各地に広まり、サクラの中で最も一般的な品種となった。葉より先に花が咲き開花が華やかであることや若木から花を咲かす特性が好まれ、明治以来徐々に広まった。さらに、第二次世界大戦後、若木から花を咲かせるソメイヨシノは荒廃した国土に爆発的な勢いで植樹され、日本でもっとも一般的な桜となった。東日本大震災の津波で被災した学校にも心に明かりを灯すサクラを植えたいと願う日本人は多い。
株式会社甲南保険センター
春を象徴する桜は、卒業・入学という1年のスタートを感じさせる花です。同時に夢を膨らませる期待やがんばろうという気持ちも持たせてくれます。1年のうち、わずかの期間しかその姿を観ることができません。美しい桜を観たいという欲求は、私だけのことでしょうか。また、ゆるやかな春風を受けて、美しい花びらを舞い散らせて終わる様子に感慨深いものを感じます。
垣尾 和彦